
【令和6年度】住民主体型地域防災の推進プロジェクト
①幾世橋:防災コミュニティ形成ワークショップ,防災気づきマップ(仮)の作成支援及び活動主体形成支援 ②横堀平:地区防災計画の進捗確認及び対応打合せ ③金山町:災害リスクの高い過疎集落における住民主体型地域防災の課題の把握と対応検討
福島大学では、「福島大学基金」として、寄附者の皆様からの寄附を募り、いただいた寄附を「全学的事業」、「用途を特定した事業」に有効に活用させていただいております。
福島大学基金CFDC においては、これまで大学へ寄附をいただいたもののうち、一部の用途が特定されている寄附の執行管理を行っております。以下に、寄附に基づく活動の一部を報告いたします。
福島大学が行う福島県内地域活性化のための研究活動や地域貢献活動を支援する目的で、毎年度、福島県信用保証協会様よりご寄附をいただいております。
いただいた寄附は、学内において精査し、以下の事業実施のため活用しております。
【令和6年度】住民主体型地域防災の推進プロジェクト
①幾世橋:防災コミュニティ形成ワークショップ,防災気づきマップ(仮)の作成支援及び活動主体形成支援 ②横堀平:地区防災計画の進捗確認及び対応打合せ ③金山町:災害リスクの高い過疎集落における住民主体型地域防災の課題の把握と対応検討
【令和6年度】熱塩加納の地域循環共生圏―「菌」未来ネットワークづくり―
喜多方市熱塩加納町で「菌」に関する生活の知恵と生業の技術を持った住民にヒアリング調査を進めた。マイグルトの大竹久雄氏、藍の山本裕子氏、漆の齋藤傑氏、キノコの遠藤喜七郎氏。なかでも遠藤喜七郎氏のキノコに関しては、住民参加型の学習会を開催した。その際に喜多方市の協力を得て、熱塩加納全戸にチラシを配布し、住民に周知した。「大人の社会科見学 おーぷんきゃんぱす」と称して、キノコについて住民とともに学ぶ機会をつくった。
【令和6年度】~サイエンスカフェ福島2024~食と発酵
福島大学生が県内各地域へ赴き(または福島大を訪問してもらって)、農学系(生物・化学・物理)の知識を活かし、(1)pHによっておこる色素の色変化、(2)酵素による活性酸素の分解(肝臓の役割)
【令和5年度】農スポ体験プログラム「魅力満喫ぐるっとふくしま」
本事業は、福島市にある観光果樹園の新たな魅力を発見すべく、「道の駅ふくしま」を発着点として、果物狩り以外の集客を目指すために「農業×スポーツ」を掛けた体験プログラムを実施し、地域における継続的な関係人口の増加を図る事業モデルである。そして、アクティビティと滞在型観光果樹園によりフルーツライン、ピーチライン、スカイラインへの集客増加を目指す。
【令和5年度】食育科学~知る・食べる・理解する、サイエンスカフェ福島2023~
福島大学生が県内各地域へ赴き(または福島大を訪問してもらって)、農学系(生物・化学・物理)の知識を活かし、(1)pHによっておこる色素の色変化、(2)酵素による活性酸素の分解(肝臓の役割)、(3)重心(物理法則)を捉える。(4)スーパーボールを作ろう、(5)つかめる水の不思議を行った。紙芝居や寸劇など小学生にも分かりやすく解説する工夫と、チーム福島大をPRするユニフォームなど大学生らしい活動をした。
【令和5年度】地区防災計画を使いこなし、安心して暮らせる地域づくりプロジェクト
①北部行政区自主防災会が策定した地区防災計画(案)における課題への「具体的対策」(共助の計画)を実施し、地域の防災への備えを高めるとともに ②対策の推進方策を検討するため、地域、学生・申請者及び行政が協力して取組む「場」の構築(勉強会含む。)、及び ③地区防災計画の東北地域における課題の把握(自治体質問票調査等)を行う。
故川瀬章氏の「福島の震災復興や未来を担う子どもたちの教育のために活用してほしい」との遺言により、同氏の遺族により受領した寄附金です。
本学では、この寄附金を「川瀬章復興支援金」として受け入れました。令和5年度より、この支援金による福島県の復興支援事業を学内公募する等、川瀬章氏の遺志に沿う形で、福島県の復興支援の取り組みに活用いたします。
いただいた寄附は、学内において精査し、以下の事業実施のため活用しております。
【令和7年度】「東日本大震災と原発事故による被災地域の子どもたちを対象とした学生コンサート(令和7年度)」
本事業は、子どもたちが、少し上の世代の大学生と共に活動することで、音楽をより身近に感じてもらうことを目的としています。
【令和6年度】100年先を見据えた、震災復興まちづくりの継承活動への参画
活動地域には次のような課題が存在する。①区役員、まちづくり会活動の担い手の高齢化 ②震災後に地域に移り住んだ新住民層(子育て世帯が多い)どうし、従来住民層と新住民層との交流がコロナ禍で進まなかった ③新住民層の約4分の1が津波の際の避難場所を決めていない。
【令和6年度】将来世代とともにつくる持続可能な暮らしを支える里山
田村市都路町において、将来世代の持続可能な暮らしを支える里山をつくるとともに、将来世代に里山の文化や資源利用の方法を伝承することを目的としている。助成期間内に行なった活動は2つある。第一に、頭ノ巣集落において、住民とともに、将来を見据えた持続可能な暮らしを支える里山づくりのビジョンと具体的な活動内容を検討した。 第二に、里山づくりのビジョンと具体的な活動内容、さらに将来の集落に対する住民の想いをまとめた冊子を作成した。この冊子は、頭ノ巣集落の住民に配布した。
【令和6年度】「東日本大震災と原発事故による被災地域の小中学校を対象とした学生コンサートの実施」
双葉郡を中心とした被災地域では、芸術を鑑賞・体験できる専門の施設が少なく、学校や公民館等の公共施設に各分野のアーティストを招いての鑑賞教室を実施している自治体が多いです。
【令和6年度】福島県県南地域を流れる久慈川水系における小中学校による水生生物調査活動の支援と促進
久慈川の福島県域に設定した10ヶ所の調査地点で、毎月1回、底生動物の採集調査を実施した。各地点に連続水温測定機器を設置し、連続水温、pH、 EC、 COD、 NO2、 PO4などの水質を測定した。主要な底生動物は写真撮影し、研究室にて同定した。
【令和5年度】ならはっ子「おとなへの階段プロジェクト」
本事業は、楢葉町教育委員会からの課題を受け、子どもたちにとって大学生世代がロールモデルとなることを目指し、帰還後の小中学生の健全な成長と主体性の育成のために、以下の活動を実施しました。