【令和5年度】農スポ体験プログラム「魅力満喫ぐるっとふくしま」
人間発達文化学類 准教授 蓮沼 哲哉
活動概要
本事業は、福島市にある観光果樹園の新たな魅力を発見すべく、「道の駅ふくしま」を発着点として、果物狩り以外の集客を目指すために「農業×スポーツ」を掛けた体験プログラムを実施し、地域における継続的な関係人口の増加を図る事業モデルである。そして、アクティビティと滞在型観光果樹園によりフルーツライン、ピーチライン、スカイラインへの集客増加を目指す。
内容は、観光果樹園を拠点として、「農業×スポーツ×観光×食」と飯坂温泉へのサイクリングや観光果樹園のフィールドを有効活用し、福島の美味しい食材でのBBQなど、親子、家族、仲間たちと新たな観光果樹園の展開と福島市フルーツラインの魅力を再発見していくため、以下の活動を行いました。
活動内容
・2023年
6月 関係部署と調整
9~10月 観光果樹園現状調査アンケート、道の駅利用者ニーズ調査、事業チラシ作成、参加者公募開始、参加者確定
10月29日 事業実施
11、12月 事業検証、パッケージ化に向けた提案書作成
・2024年
1月 パッケージについて行政、民間企業への提案
3月 報告会
活動の成果
福島市観光農園協会に加盟している観光果樹園36件に対してアンケート調査を行った。回答は30件の回答を得た。
結果としては、フルーツラインが開設してから事業は拡大したが、現在は、後継者不足や販路の問題から新しい事業への展開を検討している果樹園は6件であった。
10月29日に実施したイベントに11名の参加者があった。上記のプログラムを行い、参加者からの「満足度」は非常に高かった。
また、実際の参加から、内容についての価格調査を行い、本事業のパッケージ化による商品開発を行った。今後は、道の駅ふくしまや福島市観光農園協会と連携し、実用化に向けて動いていきたい。
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