地域未来デザインセンター資料室情報

  • HOME
  • 地域未来デザインセンター資料室情報

地域未来デザインセンター資料室情報

CERA資料

概要

 旧地域創造支援センター(CERA)は、1989年に経済学部(現経済経営学類)の東北経済研究所(1949年設置~)を改組して設立した地域研究センターを母体として2001年4月に発足しました。同資料室では福島県内市町村発行の『市町村史』、県内の自治体資料をはじめ、中央省庁で刊行している各種年報・統計書、各都道府県発行の統計書・計画書、金融機関の統計資料、その他の民間機関発行の統計・調査報告書類などを所蔵しています。

利用について

 ご利用に関するお問い合わせは下記の連絡先までお願いします。

松川事件資料

概要

 本資料は、1949年8月17日、国鉄東北本線金谷川―松川駅間で発生した列車転覆事件、いわゆる松川事件の裁判や運動などに関する寄贈資料からなっています。松川事件は戦後最大の冤罪事件で、被告を支援する運動は全国に広がりました。本資料は5回にわたる松川事件の裁判や被告全員の無罪確定後の国家賠償裁判などに関する資料、それを支えた支援運動などの資料を幅広く含んでいます。
 本資料は松川事件や松川運動を考える上で不可欠の多くの貴重資料を含んでいます。また、これらの資料は松川事件にとどまらず、その他の多くの冤罪事件やそれらの支援活動を考える上でも重要です。

利用について

 本資料は多くの方のプライバシーに関わる内容を含んでいるため、自由に閲覧することはできません。見学をご希望の方には研究員がご案内し、事件の説明やご覧いただける資料の解説などを行います。見学をご希望の方は下記の問い合わせ先までご連絡ください。

松川資料研究基金について

戦後最大の冤罪事件である「松川事件」、および「松川裁判」、そして被告を救出するために起こった「松川運動」。事件現場近くに所在する福島大学では同事件関連資料の収集を続け、10万点以上の資料が松川資料室にあります。
現在も整理作業継続中のこれら資料の研究・教育資料としての活用を更に進めるため、「松川資料研究基金」の募金を広く募っております。
本基金は、松川事件関係資料の収集・整理、福島大学松川資料室を拠点とした研究・教育の展開、松川資料室からの情報発信等の支出に充てることとします。

募金のお申し込み方法

・ご協力をお願いする募金額
 個人 一口1千円として、何口でも結構です。
 法人 一口5千円として、何口でも結構です。

払い込み方法

あらかじめ下記の連絡先までご連絡ください。後日、募金(寄附金)申込書、郵便口座振替払込書および諸連絡書を送付いたしますので、お近くの郵便局窓口にて振替払込書により募金額を払い込みいただくことになります。なお、払い込み手数料は受取人(福島大学)負担となりますので不要です。

常磐炭砿資料

概要

 本資料は、1972年から1990年まで経済学部が寄贈を受けた常磐炭砿株式会社(1970年7月、常磐興産株式会社に社名変更)および常磐炭砿労働組合の所有する文書資料からなっています。常磐炭砿株式会社は1944年3月に旧磐城炭砿株式会社、旧入山採炭株式会社の合併によって設立された本州東部地区最大の炭砿でしたが、高度成長期以降の石炭から石油へのエネルギー転換の中で、1971年閉山し、これを受け継いだ新常磐炭砿株式会社西部砿業所も、1976年閉山にいたり、常磐地区での百年にわたる石炭採掘に幕を閉じました。本資料は、主に戦後より閉山にいたるまでの約30年間のものですが、石炭会社の内部資料として貴重であるに止まらず、日本における資本主義発達史の中で重要な位置を占める石炭産業の実態を、大手財閥諸社とは異なる位置から射照しうる点で、独自の価値を持っています。

利用について

 本資料は整理作業中のため、一般公開はしておりません。なお、下記の資料紹介が地域未来デザインセンター資料室で閲覧できます。お問い合わせは下記の連絡先までお願いします。
 ※常磐研究会「常磐炭砿株式会社・同労働組合資料(1)~(7)」
 (『東北経済』第64号~第71号、1978年3月~1982年2月、福島大学東北経済研究所)

古文書資料

福島県歴史資料館に寄託中

連絡先

福島大学研究・地域連携課
〒960-1296 福島県福島市金谷川1番地
Tel:024-548-5211 Fax:024-548-5244

E-mail:
chi-kikaku@adb.fukushima-u.ac.jp
(CERA資料・常磐炭鉱資料について)
chi-kikaku@adb.fukushima-u.ac.jp
(松川資料研究基金・松川事件資料について)