【令和6年度】熱塩加納の地域循環共生圏―「菌」未来ネットワークづくり―
行政政策学類 准教授 廣本由香


活動概要
喜多方市熱塩加納町で「菌」に関する生活の知恵と生業の技術を持った住民にヒアリング調査を進めた。
マイグルトの大竹久雄氏、藍の山本裕子氏、漆の齋藤傑氏、キノコの遠藤喜七郎氏。なかでも遠藤喜七郎氏のキノコに関しては、住民参加型の学習会を開催した。
その際に喜多方市の協力を得て、熱塩加納全戸にチラシを配布し、住民に周知した。「大人の社会科見学 おーぷんきゃんぱす」と称して、キノコについて住民とともに学ぶ機会をつくった。
活動の成果
月に1回程度、ヒアリング調査を実施し、必要に応じて補充調査(電話、手紙も含む)を行った。学生を主体とした調査を通して、住民との交流を図ることができた。
これまでの調査をもとに、住民が有する地域資源の知恵・技術に関する記事を、学生が作成した。
成果発信のためのホームページ「熱塩加納の森」は、熱塩加納在住で実習協力者である森田正明氏に依頼し、制作してもらった(https://hiromotozemi.com/)。
ホームページでの成果発信のほかに、12月1日に学生の取材・調査をまとめた成果発表会を住民向けに実施するともに、パネルディスカッションとワークショップを開催した。
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