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福島市蓬莱団地における持続可能な「まちづくり」実践プロジェクト −「⼈間の居る場所」としての郊外住宅団地における中⼼商業施設−

⾏政政策学類・教授 今⻄⼀男
令和7年〜令和9年3⽉31⽇

目的

住民の高齢化や施設の老朽化が進む郊外住宅団地を、心を満たし、互いを尊重し合う幸福度の高い住宅地とするため、その中心商業施設、特にコミュニティ・スペース(CS)はどのようにあるべきかを、空間と運営の両面から研究し、実践することを目的としています。

計画内容

今西が指導する社会調査論研究室、蓬莱SC株式会社、昨年度設置した住民・専門家等による蓬莱未来デザイン研究会の協働で図ります。また、2年間を通じて、昨年度同様に専門家(中小企業診断士)の協力を得て、CSの運営が蓬莱SCの経営にもたらす効果や課題等について助言を得ます。

令和7年度

① CS空間検討
蓬莱SCでは、かねてより設置してきたCSの規模、機能、設え等について見直しを考えています。そこで、住民ニーズの把握や他の団地の事例をもとにモデルを検討し、試行します。
② CS運営検討
昨年度の提案では(仮称)蓬莱SC地域連携会議を設け、蓬莱SCに住民の意見を反映させるとともに、直接の住民参加によるCS運営を提起しました。その運営組織のあり方を研究し、試行します。

令和8年度

① CS空間検討
令和7年度に検討したモデルを実行に移します。これにより住民の幸福度が増すかどうかモニタリングします。
② CS運営検討
令和7年度に研究した運営組織が自走する条件を整備し、実行に移します。担い手となるNPO法人等の設置や導入を検討します。

期待される効果

① CS空間検討について

昨年度、中心商業施設への来店者を対象に行った調査では休憩スペースが、蓬莱地区31町会に実施した調査では高齢者の居場所が、CSの機能として最も求められていました。こうしたニーズに対応したCSを提供することで、住民の買い物時の利便性向上に加え、出会い、集うことによる心の満足や心地よさを実現できます。

② CS運営検討について

住民にとって幸福度の高いCS、ひいては住宅地をつくるためには、直接の参加によって得られる達成感が重要です。そのためのプラットフォームを提供できます。
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