プロジェクト

人流ビッグデータアナライズによる、いわき市平地区周辺の活性化

地域未来デザインセンター 特任准教授 斎藤 高明
実施期間: 202541日~2026331

目的

人流データの収集・分析を、いわき駅周辺のハード整備に基づくソフトウェア事業と位置づけ、より緻密で多角的なデータ分析を行い、市の中心部の今後の活性化に向けて、その一助とする目的で行います。
既存の人流データは、各キャリアやスマホ搭載GPS(位置情報)に依存しており、実数とかけ離れたものでした。
本プロジェクトでは、大手3キャリアのGPS情報とAIbeaconを併用することにより、実数に近い人流データを取得し、いわき市を訪問する人の実数・混雑度・属性・居住地・嗜好特性等を分析し、地域振興策や大規模イベントを核とした観光振興策の検討を行います。

計画内容

具体的に以下について取り組みます。
・いわき駅周辺1.0Km以内にAIBeaconを10台設置
・人流データの捕捉、分析により駅隣接施設及び商店街の振興策の提案を行う
また、観光振興策についても、複数の市や商店街主催のイベントに関する人流データをAIBeaconで取得し、データ分析をしたレポートを作成します。
20252月開催のフラシティマラソンにおいて、前後2週間における人流データ取得を行いました。

【期待される効果】

人流ビッグデータの分析により、緻密でタイムリーな地域の商業振興策やイベント実施による観光振興策を策定し、PDCAサイクルを確立することで、いわき市の発展・振興に寄与します。
一覧へ戻る