プロジェクト

福島の復興に向けたまちづくり

共生システム理工学類 教授 川崎 興太

本プロジェクトは、2023年度から2025年度の3年間にわたり、福島の復興に向けたまちづくりに関する研究を行うことで、福島の未来発展に資することを目的とするものである。
この目的を達成するために、以下の3点に取り組む。

1.福島の復興に向けたまちづくり関する調査・研究

福島原発事故の発生に伴って避難指示が発令された12市町村(以下「原発避難12市町村」)を主たる対象として、福島の復興に向けたまちづくりに関する調査・研究を実施する。実施にあたっては、本プロジェクトの代表者が主宰している福島長期復興政策研究会の活動を通じて学際的な視点を確保する。本プロジェクトによる調査・研究の成果については、書籍や論文などとして発表することをめざす。

2.研究成果の実装化

本プロジェクトの代表者は、福島県の総合計画・復興計画策定委員会、原発避難12市町村の復興計画策定委員会など、福島の復興にかかわる行政機関の審議会・委員会の委員を務めている。こうしたアドバンテージを活かし、本プロジェクトで得られた調査・研究の成果の実装化をめざす。

3.将来の復興の担い手の育成

本プロジェクトの代表者は、これまでに原発避難12市町村の学校や各地域で講演会や模擬授業などを実施してきている。本プロジェクトを通じて、さらにこれらを行うことで将来の福島の復興の担い手の育成をめざす。また、上記の福島長期復興政策研究会への若手研究者の参加を呼びかけ、将来の福島の復興に関する研究者の育成をめざす。

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