お知らせ

社会課題「自分ゴト化」プログラム2026 第1回集合研修を行いました

福島大学地域未来デザインセンターでは、社会課題解決型のイノベーション人材育成に向けた取り組みを進めており、その取り組みのひとつとして、高校生を対象とした"社会課題「自分ゴト化」プログラム"を令和5年度より実施しています。
 本プログラムは身近な地域課題を題材に、未来に向けて、いま、ここから、自分たちができることをチーム活動で考えていく地域探究プログラムです。
 今年度の活動テーマは「地域ディスカバリー」。最初のステップとして、福島県内の2つの地域を訪れ、地域資源を活用した取り組みについて学びます。7月29日から30日には、第1回集合研修として、「いわき市のシティセールスと湯本地域のまちづくりを学ぶ」フィールドワーク合宿を実施しました。郡山女子大学附属高等学校、福島県立あぶくま柏鵬高等学校、福島県立いわき湯本高等学校より参加した高校1年~2年生のみなさんとともに、地域資源を活用した様々な取り組みを多角的に学んだ二日間の活動を報告いたします。

7月29日

集合研修1日目は、いわき市石炭・化石館「ほるる」施設内コミュニティスペースでのオリエンテーションと、グループごとのアイスブレイクからスタート。その後、地元食材が盛り込まれたお弁当での昼食にて、いわき市の食文化を体感しました。参加高校生たちは楽しみながら食事をすることで、少しずつ緊張がほぐれていく様子が見られました。

午後は、いわき湯本温泉を利用した健康増進施設「WELLNESS PARK IWAKI ゆったり館」カンファレンスルームへ移動し、地域資源の理解を深める学びの時間となりました。
 一般社団法人いわき観光まちづくりビューローの若松様より、湯本地域の炭鉱、フラ、温泉に関する歴史と、いわき市の地域資源を活用した観光現在の観光資源を活かした取り組みについて伺いました。
 続いて、いわき市役所 いわきとつながる課の若林様より、いわき市が抱える人口減少をはじめとした地域課題解決にむけたシティセールスの取り組みについて伺ったのち、「若者が戻りたい街」をテーマに、自分たちが思う地域の魅力と課題解決へのヒントを考えるワークショップを行いました。
 この日は同施設へ宿泊し実際に湯本温泉も体験。様々な学びと共に、直にいわきの地域資源を感じる1日目となりました。

7月30日

この日は、いわき市石炭・化石館「ほるる」の施設見学にて炭鉱の歴史を体感した後、いわき湯本温泉の源泉を供給する「常磐湯本温泉株式会社」を訪問し、温泉の歴史、泉質、効能について学びました。
 グループに分かれて、湯本駅周辺でのお昼休憩の後、「JRAの競走馬リハビリテーションセンター(常磐支所)」を訪問しました。競走馬のリハビリテーションに関する講話からの学びや、競走馬の温泉入浴のリハビリの様子を見学することにより、いわき湯本温泉が多様な形で活かされていることを知ることができました。

二日間のフィールドワークでは、各グループによる振り返りを行いました。シティセールス、フラ、炭鉱、歴史、温泉、食文化などの学びや体験を通して得られた気づきを共有し、対話を重ねることで、地域を理解する観点が広がりました。
 参加高校生の皆さんからは「地域の背景にある歴史を知ることで、これまで当たり前に見ていた風景が全く違う視点で見えてきた」「地域課題を解決するには、まずその土地の魅力を自分たちが深く知ることが不可欠だと感じた」など、様々な感想が出されました。
 翌週の8月5日、6日には、第2回集合研修として、「会津若松市のデジタル利活用の取り組み」を学ぶフィールドワーク合宿を行いました。次回は二日間の活動の様子を報告いたします。

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