お知らせ

【福島大学絆会】令和7年度福島大学絆会総会を開催しました

令和7年6月11日,コラッセふくしまにおいて令和7年度福島大学絆会総会・講演会を開催いたしました。
会員・福島大学生の計92名が参加し,交流を深めました。

福島大学絆会は,福島大学と一緒に福島を元気にするため,地域の知を集結し,福島をイノベーションするために産業界・学術機関・地方公共団体・金融機関の四者が一体となり設立された団体です。
現在は地元企業を中心に77の団体・個人が参加しています。
はじめに,絆会総会では,渡邉博美絆会会長(福島商工会議所会頭)の挨拶の後,鈴木典夫絆会事務局長から,令和6年度事業報告及び決算・令和7年度事業計画案及び予算案について説明・審議が行われ,永井義人福島大学地域未来デザインセンター特任教授から令和6年度の絆会分科会活動について報告がありました。
その後の講演会では,株式会社ORARAの太田泰様から,福島大学との商品開発事業(地域未来デザインセンター主催の「福島大学商品化プロジェクト」を活用し商品化した古代米のどぶろく(濁酒))について「時空を超える泡 "DOBUROKU Milkyway"(どぶろくミルキーウェイ)」と題して,自社立ち上げの来歴や,どぶろく制作秘話,今後の展開としてどぶろくを使ったツーリズムの展望などを講演いただきました。

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最後に,尾形慎福島大学農学群食農学類教授から,「糖質化学研究室の活動と人材育成の歩み」と題し,自身の専門分野の概要や社会との関わり方についての解説,研究室での学生との研究活動の紹介,社会に目を向けた人材育成のあり方についてご講演いただき,質疑応答含め盛大のうちに閉会いたしました。
また,今年度は総会前から同会場内で福島大学の学生・大学院生22グループ,33名による「ポスターセッション」を開催し,各研究室等での研究成果や活動の紹介が行われました。ポスター計29枚と自身の研究室等で作成したロボットや研究データ等を活用した映像作品、体験コーナー等の様々な成果物が持ち込まれ,賑やかな雰囲気の中,絆会会員と現役学生の活発な交流が行われました。会場はこれまでの総会とは一味違う産学官金交流の場となりました。

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